安倍晋三の政治のやり口に嫌悪感を強くする。
彼は、自分の言うことをきかない人間や組織を切って、自分の言うことを聞く人間に挿げ替える。
また、“なんとか会議”という名目をつけ、一見民主的に物事をすすめるように見せかけるが
メンバー集めの段階で、自分の意向に沿う結論を出す人間だけを集めるから、会議といっても結論は決まっている。
委員会とか会議とか有名無実で酷いもんだ。
日本の国家財政の立て直しを真剣に考えていた日銀の総裁だった白川方明氏の首を切り、
市場に金をどんどん増やして一見景気が回復したかのようにみせる“量的緩和”に賛成の黒田東彦氏に首を据え変えた。
今度は憲法９条の改憲を目指して、まずは集団的自衛権は違憲とする法制局長の山本庸幸氏の首を切り、
賛成の小松一郎氏を長官に挿げ替えたそうだ。
メディアにも自分に不利な報道があるといちいち口出すから、ＮＨＫなどのニュースも大本営発表みたいになってくる。
福島の原子炉の汚染水の海中漏れの話など、ほとんどニュースに出てこない。
円安による燃料高騰で漁師が漁に出られないとか、原材料を輸入で賄う中小企業が倒産しているとか、そういうニュースもだ。
先の中国との会談も浅井氏のＨＰによると中国に相手にされなかったようだ。日本国内向けに中国とも融和を図っているというパフォーマンスが
相手に見抜かれているからの結果だが、その件に触れたニュースを見たことがない。
オスプレイは沖縄や岩国で自由に飛んでいるようだが、その反対運動もほとんどニュースにでない。
彼を支持する国民が大多数を占める限り、この国の未来は限りなく暗い。
